| ゴアの雨具はかなり使える |
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1976年、ゴアテックスの登場は革命的でした。
そして、それに続いて数多くの他メーカーも、様々な透湿性防水の素材を次々に開発・発表し、
改良が重ねられてきました。
透湿性防水素材の特徴は言うまでもなく、防水でありながら蒸れを発散させることにあります。
外からの水は通さないが、中からの水は出すと思っている人も多いようですが、正確にはこれは間違いで、
そのような一方通行的な機能があるわけではありません。
正確には、水蒸気分圧の高いほうから低い方へと、水蒸気が移動するだけです。
また、蒸れないというのがこれらの最大機能だと思っている人も多いようですが、
あくまで防水素材としては蒸れにくいということであり、当然無防水の生地と比較してしまえば
蒸れやすいのです。
ゴアテックスなどの素材も、その透湿度には限界があることを知っておきましょう。
大量に汗をかくなどして、一気に衣服内の湿度が飽和状態になったとき、
透過しきれない水分が内側に結露してしまうこともよくあります。
下着から中間着まで、水分透過性のよい最新の化学繊維でかためてしまったときに、
特に起こりやすいようです。
この現象を防ぐ着こなし方として、中間部にウールなど天然繊維のシャツやセーターを着るのも良いのです。
この場合は、吸湿性のあるウールがバッファーゾーンとなり、いったん吸湿した水分を少しづつ
吐き出してくれるので、多少なりとも結露を緩和できることがあります。
ゴアテックスなどの雨具は、ゴム引きやコーティングナイロンのものに比べては決して安いものとは
いえませんが、防水・防風・防寒とフィールドのあらゆるシーンで使えるオールマイティーアウターウェアー
であり、そのポテンシャルは想像以上に高いのです。
極端にいえば、よほど厳しい条件でなければ、とりあえずはこれだけあれば
他のアウターは要らないと言っても良いぐらいなので、アウトドア入門者も積極的に活用するつもりで、
ぜひゴアのレインスーツを使ってみて下さい。
なお、現在の多くの一流ゴアテックス・レインウェアは、素材だけでなく、デザイン、構造上からも
一定以上の耐水性を保証する「Extreme Wet Weather」規格に沿って作られています。
商品の選び方がよく分からない方や初心者の方は、このタグの付いたものを選べば安心です。
また、最近ではよりしなやかで着心地がよく、透湿性も従来の5割ほどアップした「新世代ゴアテックス」や、
より薄く軽くするために裏地を省きフィルム保護の細かいドットを貼り付けた「パックライト」など、
新しいゴアテックスも登場してきています。
使用目的に合わせてご相談ください。